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走る途中で出会う、瀬戸田の魅力。エイドステーションの紹介

走っている途中、差し出された食べ物や、何気ない一言に、ふっと力をもらう瞬間があります。

エイドステーションは、ただ補給をする場所ではありません。せとだレモンマラソンでは、島で暮らす人たちが立ち、走る人を迎え、声をかけます。

この大会を一緒につくってくれているのは、どんな人たちなのか。エイドステーションに立つ、皆さんにお話を聞きました。

 

エイドステーション2高根島の農家

──エイドに立つのは、どんな人たちですか?

コースの一部になっている高根島の4〜5軒の農家が協力しています。普段は畑で作っている柑橘を、そのままランナーの方に食べてもらえるのが嬉しいですね。目の前で「美味しい」と言ってもらえるのは、やっぱり特別です。

──エイドステーションでは、どんなものを用意していますか?

ジュースと、カットフルーツを用意しています。ジュースは温州みかんを予定していますが、こちらは当日のお楽しみですね。カットフルーツは、せとか、不知火、はるか、スイートレモネード。いわゆる「中晩柑」が中心です。

──レモンではなく、中晩柑なんですね。

そうなんです。瀬戸田というとレモンのイメージが強いと思うんですけど、実は中晩柑もたくさん育つ地域なんですよ。温暖な気候だからこそ、甘さや香りに個性のある柑橘が揃います。

──それぞれ、選んだ理由はありますか?

「はるか」は、酸味がやさしくて、走っているときにも食べやすいですね。口当たりも軽いので、エイド向きだと思います。「せとか」は、香りと甘みがしっかりしていて、「おっ」と思ってもらえる柑橘です。

──品種ごとに役割があるんですね。

そうですね。走っている最中でも、無理なく食べられて、気分が変わるものを意識しています。

──瀬戸田で、印象に残る景色はありますか?

高根島にあるトンネルを抜けたあとの空気感は、毎回いいなと思いますね。これはランナーの方々にも感じていただけると思います。多々羅大橋を眺められる景色もきれいですし、高根大橋から見る瀬戸田港もおすすめです。

──もし違うときに高根島に来ていただけるのであれば、どこがおすすめですか?

辿り着くまでが大変だと思いますけど、瀧山観音堂や、高根島灯台ですかね。どちらもとても綺麗な景色を楽しむことができます。

──最後に、ランナーのみなさんへ一言お願いします。

景色を楽しみながら、無理せず、自分のペースで走ってください。エイドでは、瀬戸田の中晩柑を用意して待っています。走る途中で、「こんな柑橘もあるんだ」と感じてもらえたら嬉しいです!

 

 

エイドステーション3島魂レディース

──島魂レディースのみなさんは、もともとどんなきっかけで集まったんですか?

2014年に、高根島の管絃祭の櫂伝馬が宮島渡御したときに、そのサポート隊として発足したのが始まりです。

──今はどんなメンバー構成なんでしょう?

30代から70代まで、10人。年齢はバラバラですけど、地域を盛り上げたい気持ちはみんな一緒です。それからずっと、いろんなイベントに関わっています。

──今年のエイドステーションでは、どんなものを用意していますか?

まずは「レモンいなり」ですね。具材に、瀬戸田産レモンのハチミツ漬けを使っています。

──レモンいなり、珍しいですね。

そうですよね。食べたときにちゃんとレモンの皮を感じてもらいたくて、口に入れた瞬間に香りが立つように切り方を少し工夫しています。

──他にも用意しているものは?

「紅茶煮豚」も出します。これは島魂レディース特製で、焼肉のタレを使って作っています。あとは「カットフルーツ」ですね。

──カットフルーツは島産ですか?

はい。私たち、メンバーがみんな農家なので、自分たちで育てた柑橘をそのまま出しています。「これ、うちで採れたやつなんよ」って言いながら出せるのが嬉しいですね。

──瀬戸田の中で、好きな景色やおすすめの場所はありますか?

やっぱり、島から見える海ですね。坂を上ったところや、少し開けた場所からふっと見える景色が好きです。走っているときに、ちらっと目に入るだけでも、気持ちが変わると思います。

──最後に、ランナーのみなさんへ一言お願いします。

ようこそ、高根島へ。島でしか味わえないコースを、楽しみながら、ふれあいながら走って欲しいです。島魂レディースのメンバーは、皆さんに会えるのを楽しみしています。

 

 

エイドステーション4BONAPOOL

──BONAPOOLはどんな場所ですか?

海が見える立地で、肩の力を抜いて過ごしてもらえる場所ですね。宿泊もできますし、交流スペースもあって。目的を決めすぎなくても、自然と人が集まるような場所だと思います。

──エイドステーションでは、どんなものを用意していますか?

今回は、レモンゼリーと冷凍みかんを用意しています。走っている途中でも、フレッシュな感じを味わってもらえたらと思って。

──レモンゼリーのこだわりは?

瀬戸田レモンの果汁を多めに使っています。でも、酸っぱすぎず、甘すぎず。走っている最中でも食べやすいバランスを意識しました。口に入れたときに、「さっぱりするな」と感じてもらえたら嬉しいですね。

──冷凍みかんについても教えてください。

こちらは、まだ品種が決まっていなくて。どのみかんになるかは、当日のお楽しみです(笑)。そのとき一番いい状態のものを選びたいなと思っています。

──準備がかなり忙しそうですね。

そうですね。でも、作っている時間も、けっこう楽しんでいます。「これなら走ったあとにちょうどいいかな」と話しながら、みんなで準備しています。

──瀬戸田でのおすすめの過ごし方はありますか?

まずは、BONAPOOLでゆっくり過ごしてもらえたら嬉しいですね。海を眺めながら、穏やかな気持ちで過ごせる場所です。

違う季節に来てもらえるのであれば、温かい季節がおすすめです。特にサイクリングやグランピングが気持ちいいです。夏はサンセットビーチで海水浴をしたり、グランピングでBBQをしたり、花火大会を楽しんだり。夕暮れ時のサンセットビーチは特にきれいで、BONAPOOLから見える日中の景色も、いい感じです。

──季節ごとの魅力もありますよね。

個人的には、冬が一番好きですね。空気が澄んでいて、暑苦しくなくて、日差しがちょうど温かい。マラソンをするにはぴったりだと思います。

──最後に、ランナーのみなさんへ一言お願いします。

景色を楽しみながら、体調に気をつけて、頑張ってください! エイドでは、美味しいレモンゼリーと冷凍みかんを用意して待っています。走る途中で、ひんやりと一息ついてもらえたら嬉しいです。

 

 

エイドステーション5はまや

──最初に、はまやについて教えてください。

もうすぐ40年になるお店です。祖母の代から続いていて、八百屋から始まって、今の料理屋になったと聞いています。

──そういう歴史があったのですね。

そうですね。あと、瀬戸田サンセットビーチで海の家も37年くらいやっています。焼きそば屋さんやかき氷屋さんとか、10件くらいあったのですが、今ではうちだけがやっている状態です。

──今回のエイドステーションでは、何を用意されていますか?

これまでの大会の時と同じで、唐揚げを用意しています。例年、たくさんの人に食べてもらっていて、とても嬉しいです。

──走っている途中に、唐揚げは嬉しいですね。

そうなんですよ。しっかり食べて、力をつけてもらえたらと思って。エイドで食べてもらうのももちろんなんですけど、マルシェにも出店しているので、気に入ったらまた食べてほしいですね。

──大会のときにはお店も営業されていますか?

はい。なので、エイドステーションに、マルシェに、お店に。合計3つですね。500円チケットを持っている方は、マルシェでも店舗でも使っていただけるので、レースのあとに立ち寄ってもらえたら嬉しいです。

──瀬戸田で、印象に残る景色はありますか?

瀬戸田サンセットビーチですね。日が落ちるタイミングであれば、とっても綺麗です。あと、伊豆里トンネルというトンネルを、瀬戸田方面から通り抜けたときの景色が、個人的には一番好きですね。僕は瀬戸田でいちばん綺麗な場所だと思っています。あと、観音山展望台は、車で行けるのでおすすめです。

──他にもおすすめの場所はありますか?

瀬戸田ならではでいうと、山桜。たぶん、他の島よりも数も多くて、すごく綺麗です。春には柑橘の花の香りがして、「ああ、いいな」って思います。

──最後に、ランナーのみなさんへ一言お願いします。

海沿いを走れるのが、この大会ならではだと思います。景色を楽しみながら、無理せず走ってください。あと、夏も、ぜひ遊びに来てください。エイドでも、マルシェでも、また会えたら嬉しいです。

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